山行記 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年5月10日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 11
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芥川賞作家・南木佳士さんの山行記。
うつ病から逃れるために50歳を過ぎて山歩きを始めた南木さんが北アルプスや南アルプスに登った記録ですが、もちろん本格的な登山ではありません。青色吐息で稜線をよじ登る姿が浮かびます。
私も若い頃、山に登っていました。もっとも、中四国の丸みたっぷりの山頂がほとんどでしたが。それでも一度は南アに行ったことがあり、この本を読みながら北岳の雄大な姿や青空に映える3000m級の峨々たる稜線を懐かしく思い出してしまいました。
マニアックな部類に入る南木さんの、マニアックな領域である山行記ですから読者は限られると思いますが、ハマる人はハマる作品だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2016年6月17日
読了日 : 2016年6月17日
本棚登録日 : 2016年6月15日

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