毒吐姫と星の石 (電撃文庫)

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本棚登録 : 1712
レビュー : 183
著者 :
制作 : 磯野 宏夫 
tokiwahimeさん YA ヤングアダルト   未設定

(No.12-79) 「ミミズクと夜の王」の続編です。

内容紹介を、表紙裏から転載します。
『全知の天に運命を委ねる占の国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。星と神の巡りにおいて少女は城に呼び戻され、隣国に嫁げと強いられる。
「薄汚い占者どもめ。地獄に落ちろ!」
姫君は唯一の武器である声を奪われた。
星の石ひとつ抱き、絶望とともに少女は向かう。魔物のはびこる夜の森。そのほど近くの聖剣の国レッドアークに。
少女を迎えたのは、夜の王に祝福を受けた、異形の手足を持つ王子だった。

「ミミズクと夜の王」の続編、登場。』

今回の主役はミミズクではなく、ミミズクと夜の王のおかげで動く手足を得たクローディアス王子に嫁いできた隣国のエルザです。

ヴィオンの占がどのくらい真実を言い当てるのか、よく分からない。もしかして実際には何もないかもしれないのですが、為政者や国民がその占を信じていることで、その国が成り立っているという現実があるわけで。
占いに振り回され、生まれた国を心から憎んでいたエルザが、王子だがずっと動く手足を持っていなかったクローディアスに癒され変わっていきます。

これもまた真っ直ぐな物語でした。表紙も前回と同じ方の絵で素敵!
お伽噺の真昼姫になったミミズクの笑顔に会えたのも良かったです。

デビュー作が出版されてから続編が出るまで3年空いてます。それを続けて読めたので、あとから気がついて読むのも悪いことじゃないなって思いました。

レビュー投稿日
2012年10月29日
本棚登録日
2012年10月29日
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