久しぶりに読んだ単行本の小説。
統合失調症でひきこもりの杉浦晃と、そこに訪問指導に行く保健福祉センターの障害保健福祉課のケースワーカーである川村美知の話。時代は90年代半ばでまだ統合失調症が精神分裂病と呼ばれていた頃。
精神病を患っている時にギャンブルをして当てる、というのは私の妄想体験と重なるものがある。私が相手を訴える為に活動する事は、妄想体験の中では金銭目的で競馬や宝くじをする事と同一視されていた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2007年9月28日
- 読了日 : 2007年9月28日
- 本棚登録日 : 2007年9月28日
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