宇宙のあいさつ (新潮文庫)

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本棚登録 : 1509
レビュー : 80
著者 :
tokudaidokusho2さん 小説   読み終わった 

星新一のショートショート(短編)の一つ、宇宙の挨拶
いつもと変わらないシニカルでファンタジーな世界があなたを待っています。

・宇宙の挨拶
場所は宇宙、時は未来、人類は他の惑星を制圧できるほどの文明を有していた。
登場人物の宇宙船の船長はまるでインカ帝国を滅ぼしたピサロのように宇宙を飛び回り、次なる植民地なる植民星を探していた。宇宙船の船員達は地球の輝かしい歴史を振り返り、地球の次なる行く末について談笑していた。
そして、めぼしい星を見つけた彼らは談笑をやめ、侵略に取り掛かった。しかし、その星の住民は反撃をするそぶりを見せず、むしろ侵略者である地球人に対して植民地にされたのに従順さえあった。
やがて時が経ち、地球人はふと気づく、彼らの文明が自分達の文明よりも上回っていることに。
そのことに気づき、自分達にとって都合の良い植民地を見つけて、功労者となっていたかつての宇宙船の船長はその星の住民に尋ねる、“君達は高度の文明を持っていながら、どうして地球人のいいなりになっているのか。"
そして地球人は知った、その星はかつては地球と同じく、他の星を植民地にしていたこと、ある星を襲撃した時、生物の寿命を短くする病気を原住民から移されたこと、その病気はその星の文明を持ってしても治せないこと、その病気は他の星の人にもうつること
その後、地球の未来がどうなったかも知るまでもない

それ以外の作品も短編の割に密度が濃いので、是非とも呼んでください

ハンドルネーム MGUK

新潮社, 1974 (星新一の作品集:2).
本館1階西書庫 913.6||Ho||2

レビュー投稿日
2019年5月15日
読了日
2019年5月15日
本棚登録日
2019年5月15日
2
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『宇宙のあいさつ (新潮文庫)』のレビューへのコメント

tokudaidokusho2さん (2019年5月29日)

レビューを読み面白そうだと思った。短編であるため、短い時間で1話ずつ読めるのがよく、自分はSFが好きなこともあり宇宙のあいさつに興味を持っている。
madhatter

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