日中韓の領土問題も含めた歴史認識問題について論じたもの。中国は村山談話、韓国は河野談話がポイントになっていることがわかる。
10年前の本なので内容的に古いと感じる部分もあれば、尖閣・慰安婦問題等々現在にまで至る問題がこの時期に発生していたことも再認識できて、この10年間何ら解決がされないどころか、さらに問題が複雑化してしまったようにも思える。
全体的には元外交官にしてはエモーショナルな内容という印象もあり、立ち位置も少々中途半端というか不可解に思える部分もあるが、東アジアの歴史や情勢を振り返り確認する意味では参考にはなる。
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- 感想投稿日 : 2022年10月7日
- 読了日 : 2022年10月7日
- 本棚登録日 : 2022年10月7日
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