闘うための哲学書 (講談社現代新書)

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本棚登録 : 209
レビュー : 12
edogawaさん  未設定  読み終わった 

古典を題材に対話をするという形式だが、理想主義者と現実主義者という両者の立場の違いから、ナアナアにならずにそれなりの討論にはなっているようには思う。カルチャースクールの文字起こしであり、私のような素人にはちょうどいいレベルかな。
取り上げているのは抽象的なものは排除し、生き方論的なものを選んでいるようであるが、選書にやや疑問を感じる所もある。生き方系で選ぶならスピノザは『エチカ』でいいと思うし、カントは『実践理性批判』にすればいいし、ハイデガーは堂々と『存在と時間』でいいのではないかと思うが、小川氏が公共哲学、萱野氏は国家・ナショナリズム等を専門としているようなので、やや政治哲学色が強くなってしまったような。

レビュー投稿日
2019年8月13日
読了日
2019年8月13日
本棚登録日
2019年8月13日
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