「俺の出番が少ない」という台詞にあるように、主役は患者たちで、BJは狂言回しにしすぎない。才能ある者の挫折と克服、アンチエイジング、尊厳死、医療の限界、整形による成済まし(人生のやり直し)等々テーマは様ざまだが、この巻はハッピーエンドが多く、生きる事の意味を問う作品が多い。宮部みゆきの解説もよい。詩人と空き部屋。生き残る作品は年代別での感動や感銘があるからこそなんだろう。
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- 感想投稿日 : 2015年6月30日
- 読了日 : 2015年6月30日
- 本棚登録日 : 2015年3月27日
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