「怒りとは不正に対して復讐する事への欲望である」
「憎しみと復讐は最も高価であり、その上無益で、自己破滅に導く贅沢だ」
等々の教訓は心に響くのであるが、不当な扱いを受けて黙っている事はないわけで、弁護士や公的機関への相談を通じて、正々堂々復讐する事は問題ないと思う。個人的な思い込みや判断で暴走するのは避けた方がよいだろう。
個々の事件の事例に関する検証は著者の主観的部分もあり、多少大雑把な所はあるように思うが、反面教師として考える分には有益であると思う。
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- 感想投稿日 : 2017年7月2日
- 読了日 : 2017年7月2日
- 本棚登録日 : 2017年7月2日
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