どうしようもない本を作ったものだ。
ネットでみると池澤夏樹と春菜の親子で翻訳しました、っていうのが売りみたいに書いてあった時点でいやな予感がしていたんだけど、詩のあとにいちいち「N」とか「H」とかイニシャルが書いてある。交換日記かよ!と思った。
さらにひとつひとつの詩のあとに解説みたいなのがついていて、その中には「ぼくの小説の一節」なんて、自作の小説の引用なんかもついている。
ぼくが読みたかったのはウィリアム・ブレイクなのに、彼の姿は影も形もなくなっていて、池澤親子の自己満足が印刷されたみたいになっている。ゴミ箱に投げ込もうかと思ったが、図書館で借りた本なのでそっと返す。こんなことをやっているから本が売れなくなるんじゃないかと思ってしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学・評論
- 感想投稿日 : 2021年5月16日
- 読了日 : 2021年5月16日
- 本棚登録日 : 2021年5月4日
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