メディア統制が厳しい中国における微博(ウェイボー)の影響力について力説。
巻頭付近に、微博(ウェイボー)がどういう性質のソーシャルメディアなのか簡単ながら説明がある。
残りの大部分(8分の7位?)は、中国において微博(ウェイボー)を誰がどのように活用し、どういう影響があるか、多数の事例で紹介している。

位置情報サービス(LBS)の典型であるフォースクエア(Foursquare)だけに集中して、さまざまな業種、営利/非営利団体での事例を紹介している。フォースクエアのみで400ページ近い厚みの本であり、事例とあわせて利用上のポイントもまとめられているので、ビジネス利用を考えているなら参考にはなる。
事例はすべて外国であり、日本での成功事例の紹介はないが、巻末に「訳者あとがき」があり補足されている。

Facebookページの主画面が「タイムライン」に仕様変更後に発刊された書籍なので、それを前提としたタイムラインページ、ファンゲート(ウェルカムページ)の運用方法の説明があって参考になった。
タイムラインページのデザイン、Facebookページをカスタマイズできる無償アプリ数点の紹介、簡単なファンゲートをPHPで自作する方法の説明などが含まれる。

自由なコンテンツ再利用を可能にする「クリエイティブコモンズ」を詳細に解説
画像、動画、楽曲その他メディア・コンテンツに対して柔軟に利用条件を設定できる「Creative Commons」について、豊富な事例を交えて解説している。
著作権やオープンソース運動など歴史的経緯の説明や各CCライセンスの解説のほかに、CCを活用している様々なメディア・コンテンツ事業者(画像、動画、Wiki、楽曲、教育など)の事例が列挙・解説されている。
※なおソフトウェア(フリー、オープンソース)については、CCの管理対象ではないので他書をあたった方がよい。

2013年1月21日

読書状況 読み終わった [2013年1月21日]

前半はFacebookアプリケーションのカタログ集となっており、本書の特色がよく出ている。著名な実用スイート製品、特色のある単発アプリ、遊び心のあるアプリなどが紹介されている。後半はFacebookアプリを自作する開発手法の説明になっているが、本格的な説明ではなく入門・お試しレベルである。

Facebook以外のSNSも強い日本の現状をふまえた上でFacebook活用方法や日本の事例を解説。
Facebookだけでなく、ミクシー、グリー、モバゲー、アメーバ、ユーチューブのユーザー特性、主な使われ方、マーケティング活用も要約・解説しており、相対化された説明を心がけているところがよい。

2013年8月21日

読書状況 読み終わった [2013年8月21日]

3種類のFacebook アプリのうち、Apps on Facebook(Canvas)のみカバー。Canvasに絞ったかわりに、他のWebサービス(7種類)とのマッシュアップの説明が豊富(4分の1)。サンプルアプリも豊富で3分の1を占め、シューティング、お絵かき、ソーシャルゲーム(Google Maps 宝探し)といったように、違う分野のアプリでSNSの機能をどう使うかが示され参考になる。

ほぼ全ページに画面の写真が入ったFacebook利用手引き。
Facebook画面を直接見ながらだと、設定作業の軸を見失ったり、意味がよく分からない項目で迷うことがあるが、本書を軸に作業すれば迷いが少ない。新機能の導入により画面の配置が若干異なることはあるが8割がたは対応付け可能。

全ての種類のFacebookアプリをカバーしている開発ガイド。
ウェブサイト、Apps on Facebook、Mobile Appsの3種類全てを広く薄くカバー。それぞれ完結したサンプルアプリケーションの開発実習(開発環境構築~開発~アプリ一般公開)ができるので、Facebookアプリ開発をひととおり体験、習得したい開発者にオススメ。2012年4月刊行なので比較的新しい。

ソーシャルグラフの用途と、背景となっている理論をバランス良く説明しており、参考になる。ソーシャルグラフの基礎となっているグラフ理論上の用語、統計量、ネットワーク中心の定義などが分かりやすくまとめられ、ソーシャルグラフの場合にはどういう傾向になりがちか(弱い紐帯の強さ、スモールワールド性など)を解説しているので、グラフ理論の本を読み返して考える手間が省ける。

2012年12月26日

読書状況 読み終わった [2012年12月26日]
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