孤独のグルメ 【新装版】

著者 :
  • 扶桑社 (2008年4月22日発売)
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本棚登録 : 2163
感想 : 244
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 原作者の久住昌之については『食の軍師』で知っていたが、ドラマのSeason2開始前に周囲でプッシュされていたのを機にドラマを観て、先にドラマにハマりました。

 原作マンガである本作と読み比べて感じたのは、ドラマよりも本作の方が繊細だということでした。
 ドラマのSeason2はほぼテンプレ化された展開で、料理そのもののおいしさもさることながら、料理を美味そうに食べる松重豊にウェイトが置かれています。これに対し、本作では食事に対する主人公のこだわりやポリシー・美学といったものに重きが置かれています。そういう意味では、原作の方は少し『食の軍師』寄りと言えるかもしれません。
 原作とドラマ、それぞれの味わいと面白さがあるので、両方楽しむのがオススメです。

(※新装版には追加のエピソードとインタビューが載っているので、そちらをオススメします)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2012年12月10日
読了日 : 2012年12月10日
本棚登録日 : 2012年12月10日

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