数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

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本棚登録 : 3417
レビュー : 296
著者 :
tommy1969さん 数学   読み終わった 

"プログラマの数学" を勧められて、間違えて買ってしまった "数学ガール"。 (^^; ま、結城浩氏の著書だから、ハズレではあるまい。気にしないことにして読破。

冒頭に "もしも、数式の意味がよくわからないときには、数式はながめるだけにして、まずは物語を追ってください。" と書いてくださっているのだが、すっかり言葉に甘えてしまった。 (--; ほ、ほ、他にも読みたい本が山積みなので、詳細を追っかけている時間が…と心の中で言い訳をしつつ…。

本書は、ちょっと変わった数学書。三人の高校生が、あだち充著の "タッチ" 的な淡い恋の雰囲気を醸しつつ、数式をパズル的に楽しんでいる物語。それが進行しつつ、数式の解説が進む。教科書もこんな感じなら楽しいだろうに…。

自身を振り返れば、似たような境遇があったことを思い出す。一つ目は中学生の頃で、担任の歴史の先生と図形問題を出し合ってた。放課後にオレに捕まってしまって、専門でもないのに相手をしてくださるとゆー、とても良い先生だった。今も元気にしてらっしゃるだろうか? もう一つは社会人になってから。LaTeX の練習がてら数式を書いていたら、大学で数学を専攻していた頭のいい友だち (私にコンピュータについていろいろ教えてくれた師匠でもある) と、いつの間にか数式バトルをやっていたっけ。もっとも、本書のレベルほどのモノではなく、複雑な式に見えるけど解くとゼロや 1 になるようなヤツで、ちょっとした気付きでアッとゆー間に解決してゆく様がとても美しかったのだ。

数学は美しい。解にたどり着くまでの試行錯誤は、"アハ! 体験" だ。数学が苦手な人は少なくないと思うが、それは試験のためにやっていたからではないか? クロスワードやナンクロに負けないおもしろさがあるし、美しさはその比ではない。その感動が少しでも多くの人に伝わるように、願わずにいられない。

レビュー投稿日
2011年2月20日
読了日
2011年2月20日
本棚登録日
2011年2月20日
3
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