私の骨 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.21
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感想 : 17
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短編集。私の骨、ゆきどまり、醜骨宿、髪の森、ささやき、おそれ、奇縁。

どんなのか知らずに読んだら、割とホラーだったので驚いた。元は角川ホラー文庫で出版されていたみたい。

文章の書かれ方に古さを感じた。作者が生まれたのが1947年だからかな。そのせいか「私の骨」の主人公の年齢、その語り口から60代くらいをイメージしていたら、34歳だった。びっくりした!

最初は文体の古くささが気になって、読み切れるかなと少し不安になったけど、どのお話も怖くて面白かった。最後は少し意外な展開になるのも楽しめた。
「ゆきどまり」が一番、読みながらゾワゾワしたかな。ラストが好きだったのは「ゆきどまり」と「ささやき」。
「奇縁」には驚かされた。ほかとは違った怖さ。イヤ〜な感じが残るけれど面白かった。

読後感だけで言うなら、「ゆきどまり」か「ささやき」を最後に読みたかったなあ。


表記では、「探して見ます」「行って見ないか』が気になった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年7月26日
読了日 : 2021年7月26日
本棚登録日 : 2021年7月13日

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