- 「アメージング・グレース」物語 ゴスペルに秘められた元奴隷商人の自伝
- ジョン・ニュートン
- 彩流社 / 2012年12月3日発売
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アメイジング・グレイスの作詞をしたジョン・ニュートンの自伝…というか、証。
第一章のアメイジング・グレイスの曲の解説と、補章の英国での奴隷解放運動の流れについてはとても読みやすくわかりやすい。
メインのジョン・ニュートンの手記(手紙)は聖書の引用が多かったり時代的な背景などについて註釈と行ったり来たりしてなかなかに難解で読み進めるのに努力がいった。
でも読んで良かった。
2022年4月1日
- ありがとうがしりたくて
- 菊田まりこ
- 光文社 / 2021年11月25日発売
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可愛らしいイラストにシンプルなことば。
何度も読み返したい。
ことあるごとに、読み返すぞ!
プレゼントにも良さそうね。
2022年3月24日
- 魂の退社 会社を辞めるということ。
- 稲垣えみ子
- 東洋経済新報社 / 2016年6月10日発売
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文章が軽妙で読みやすい。
私は今の仕事は派手でも華やかでもなく地味だけどやり甲斐を感じているので、辞めることは考えてないけど、それでもいつか会社を去る時が来る。
そんな時のために何を準備しておこうか。ヒントになる一冊でした。
そして会社の日本社会における役割、良いとこも悪いところも知った上で
自分はどう向き合っていこうか。
よく考えて変わっていきたいな。
2022年3月24日
著者の名前で検索して図書館で借りた本。
以前読んだのが、「私とは何か」だったため、まさかの小説でビックリしたけど、小説が本業なのですね…失礼しました。
分人の考え方については、私とは何かを読んで理解できていた(というより考えていたことに名前がついた感じだった)ため、スムーズに読めたけど、ここで躓く人は少なくない気がする。
分人と言う名前よりもなにかカタカナの言い方の方が読み進めやすいかもしれませんね。
ーーー
10年前に自ら命を絶った友人のことを考えてしまう。
何故、自殺はいけないと言われるのか、それは周りの人達の自分との分人の未来を奪ってしまうから。かもしれない。
ーーー
それにしても、佐伯がしんどい…夢に出そう…
2022年3月20日
…やられた。
2022年3月21日
子どもが主人公の作品の短編集。
でも子ども向けなわけじゃなく、やはり伊坂幸太郎作品だねって感じの仕掛けもあったりして、さっくりと楽しめます。
そして考えさせられる。
正義とは?正しいことは?思い込みや決めつけとか?
見えてることが本当のことなのか
当たり前と思ってることは正しいのか
大人が子どもたちに伝えたて考えて欲しい大切なことがギュッとしてるような気がします。
僕はそうは思わないって言う人いても良いですよ。
私はこう思うのです。
2022年2月25日
- ペッパーズ・ゴースト
- 伊坂幸太郎
- 朝日新聞出版 / 2021年10月1日発売
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久々の長編小説。
じっくり楽しむぞーと思ってたのに、
やっぱり一気読みしてしまった…
2022年2月21日
痛快!
2021年3月19日
- 豆の上で眠る (新潮文庫)
- 湊かなえ
- 新潮社 / 2017年6月28日発売
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題名が秀逸。
書かれていないこともあれこれ深読みしたくなる。
正直、イヤミスは苦手ですが、題名と装丁が気になって手に取ってしまい
嫌だとおもいながらも最後までぐいぐい読まされてしまった…
序盤からザワザワとしたものが胸にあったけど、最後の最後でゾワワワワっとして終わった…
私も叫びたいくらいだった。
やっぱイヤミス苦手w
2021年2月19日
- 九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- ハリイ・ケメルマン
- 早川書房 / 1976年7月30日発売
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安楽椅子探偵の古典。
やはり面白い。
携帯もインターネットもない時代の話は安心して読めるw
2021年2月15日
- 半沢直樹 アルルカンと道化師
- 池井戸潤
- 講談社 / 2020年9月17日発売
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久々の読書記録は、間違いない一冊。
完全なる勧善懲悪でストレス発散!
大盛り牛丼を一気食いするような気分で一気読みしました。
はぁ、満足。
ごちそうさまでした!
宣伝文句は煽りすぎだし、ちょっと内容に則してない気がするので残念です。
読んでるとミッチーが脳内再生される幸せな作品です。
2021年1月30日
- あやうく一生懸命生きるところだった
- ハ・ワン
- ダイヤモンド社 / 2020年1月17日発売
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訳が良い。
テンポ良くユーモアも交えて自然な日本語で、するりと読ませてくれる。
書かれていることと文章の緩やかな流れやスタイルがぴったりあってて、とても気持ち良く読めました。
内容も、頑張らずとももっと好きなことを楽しんで時にはゆっくり生きてもいいよね?と言う内容で、
それで僕はこんなに幸せです!…って訳でもないのが、なんか良いw
2020年10月1日
- 新訳 アンクル・トムの小屋
- ハリエット・ビーチャー・ストウ
- 明石書店 / 1998年9月1日発売
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長かった…けど文章は割と読みやすく、原作は連載でヤングアダルト層をターゲットに書かれたのかなと言う感じ。
黒人奴隷の境遇を軸としながらも、
北部の奴隷制度に反対しつつも黙認してなにもしない人たちへの痛烈な批判、
そしてキリスト教信仰の崇高さが描かれており、また表面的な信仰についても批判している。
奴隷に対してのひどい仕打ちについては、
割と濁して描かれているが、しっかりと伝わってきて辛い…
相当の使命感を持って描かれた作品なんだと感じた。
年表も載っていて親切。
2020年7月22日
- コンビニ人間 (文春文庫)
- 村田沙耶香
- 文藝春秋 / 2018年9月4日発売
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今更かーと思いながら手に取ってみた。
いやぁ、やっぱり芥川賞作品はよく分からない。
よく分からないけど、最後まで読んだらもう一度頭から読み返してしまった。
芥川賞作品の面白さってこういうことなのか。
恵子の観察力はすごい。冷静で的確。
頭が良いな。嫌いじゃない。
白羽と一緒にいると分かった時の店長や店員の態度の変わり具合…
わかるわーw
余計なお世話だけど、普通の人は普通にこういうの捌いて仕事しているのだろうか。
普通ってなに?
2020年7月18日
- 靴ひも (新潮クレスト・ブックス)
- ドメニコ・スタルノーネ
- 新潮社 / 2019年11月27日発売
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じわじわと染み込んでくるような怖さ。
浮気の代償は大きすぎる。ちょっとタイムリー。
タイトルの靴ひもが表すものが秀逸。
ジユンパ・ラヒリが惚れ込んだとのことで手に取った。
じゃなきゃ絶対に読まないタイプの作品だったけど、
ページを巡る指が止まらず、睡魔と戦いながら読了。
2020年6月13日
カジュアルに楽しめる一冊。
イラっとする上司がいるのはどの業界も同じか…
店長っていつからバカになるのか問題。
ピーターの法則を思い出した。
ラスト、怒涛の伏線回収展開に、早く読み進めたい気持ちとじっくり理解したい気持ちがせめぎあって、落ち着け自分!と心で叫びながら読みました。
楽しい読書時間だった!
2020年6月11日
- 寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」
- キングジム公式ツイッター担当者
- KADOKAWA / 2020年3月2日発売
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企業の公式の中の人ではなくても
個人でSNSを使う人にも
大切なことがいっぱい。
SNSとのきちんとした距離感やマナー、見習っていきたい。
キングジムさん、個人的に好きな文具メーカーさんですが、より一層好きになっちゃいました。どうしようw
2020年6月11日
- 銀の猫 (文春文庫)
- 朝井まかて
- 文藝春秋 / 2020年3月10日発売
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派遣されてお年寄りの介抱をする介抱人。
そんなお仕事が本当にあったかどうか分かりませんが、とても心温まる一冊でした。
介護についても考えさせられるし、
悩みながらもプロとしてプライドを持って仕事をしているお咲は素敵。
おぶんさん、大好きだなぁ。
2020年5月31日
2020年2月6日