猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)

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本棚登録 : 4185
レビュー : 531
著者 :
tktmさん  未設定  読み終わった 

仕方がない、制限がある中での自由。
ビルの屋上から動けなくなった像のインディラ。壁の間にはさまって動けなくなったミイラ。そんな彼らが、これまた自ら成長を手放して狭いからくり人形に収まることを選んだリトル・アリョーヒンの手によって、チェスの海に解き放たれていく。
有限から生み出される自由はとてものびやかで純粋な輝きを放っていた。

多くを望まずとも、慎ましく、健気に、好きなものを追い求める登場人物たち。
それだけに、最期は再会をしてほしかったと願ってしまった。

レビュー投稿日
2019年9月24日
読了日
2019年9月24日
本棚登録日
2019年8月4日
4
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