テーマは良いが、文章がイマイチ読みにくい。

2024年5月19日

読書状況 読み終わった [2024年5月19日]

14TEENと同じ作家でびっくり。好きな作家だ。

2024年5月17日

読書状況 読み終わった [2024年5月17日]

太宰治、晩年の作品集。描写を通して、戦時中の空気が伝わってくる。

2024年5月12日

読書状況 読み終わった [2024年5月12日]

作家の文章に触れると、言葉でしか表現できない領域があることに気付かされる。書くことでしか捉えられないものが、たしかに存在する。


「上位にいる人間の些細なことが、下位の人間の致命傷になる。世界の構造だ」

「緊張と絶対的な責任は人間の能力を最大限に引き上げる」

「取りあえず、服を買え。……ちゃんとした服を」

<「……他人の人生を、机の上で規定していく。他人の上にそうやって君臨することは、神に似てると思わんか。 もし神がいるとしたら、この世界を最も味わってるのは神だ。俺は多くの他人の人生を動かしながら、時々、その人間と同化した気分になる。彼らが考え、感じたことが、自分の中に入ってくることがある。複数の人間の感情が、同時に侵入してくる状態だ。お前は、味わったことがないからわからんだろう。あらゆる快楽の中で、これが最上のものだ。いいか、よく聞け」

男は少し、僕に近づいた。

「この人生において最も正しい生き方は、苦痛と喜びを使い分けることだ。全ては、この世界から与えられる刺激に過ぎない。そしてこの刺激は、自分の中で上手くブレンドすることで、全く異なる使い方ができるようになる。お前がもし悪に染まりたいなら、善を絶対に忘れないことだ。悶え苦しむ女を見ながら、笑うのではつまらない。悶え苦しむ女を見ながら、気の毒に思い、可哀そうに思い、彼女の苦しみや彼女を育てた親などにまで想像力を働かせ、同情の涙を流しながら、もっと苦痛を与えるんだ。たまらないぞ、その時の瞬間は! 世界の全てを味わえ。お前がもし今回の仕事に失敗したとしても、その失敗から来る感情を味わえ。死の恐怖を意識的に味わえ。それができた時、お前は、お前を超える。この世界を、異なる視線で眺めることができる。俺は人間を無残に殺したすぐ後に、昇ってくる朝日を美しいと思い、その辺の子供の笑顔を見て、何て可愛いんだと思える。それが孤児なら援助するだろうし、突然殺すこともあるだろう。可哀そうにと思いながら! 神、運命にもし人格と感情があるのだとしたら、これは神や運命が感じるものに似てると思わんか? 善人や子供が理不尽に死んでいくこの世界で!」

男はそこで、言葉を切った。男の声はアルコールで湿り、耳に停滞するようなしつこさがあった。男は、いつまでも笑みを浮かべ続けた。>

2024年4月15日

読み返したいと思った初の小説。

「パレード」というタイトルから漂う、楽しいだけではない、どこか暗く、不気味で、ヤケクソな感じが良い。

2024年4月11日

読書状況 読み終わった [2024年4月11日]

文庫後半に掲載されていたflowersの方が好みだった。

2024年4月11日

読書状況 読み終わった [2024年4月11日]

直木賞作品を読むと、古い記憶の引き出しがカタカタ震える。

「関本譲、飛びまーす!」で確信。中学受験の国語で読んだことを思い出した。

当時は小6だから12歳。今は24歳。

時間が経っただけで、何も変わってない気がする。しみじみ。

36歳になったら、また、読もう。

2024年4月9日

読書状況 読み終わった [2024年4月9日]

最後の章「想う」の死生観がとくに気に入った。

2024年4月8日

読書状況 読み終わった [2024年4月8日]

久々に夜を明かして読んだ小説。
上下巻1000ページ、ぶっ通しで読んだ。

2024年3月26日

読書状況 読み終わった [2024年3月26日]

作品はもちろん、あとがきが良かった。

2024年3月25日

読書状況 読み終わった [2024年3月25日]

自由自在の文体。短編集だが、同じ筆者とは思えない書き振り。

2024年4月9日

読書状況 読み終わった [2024年3月17日]

自分にとっての「経営バイブル」になりそうな1冊。

経営の要諦が、鮮明なイメージと共に、頭に入ってくる。

三枝さんによる3部作の、最終作にして、最高傑作。

感謝。

2024年3月2日

読書状況 読み終わった [2024年3月2日]

内容はもちろんのこと、世界を感じさせる挿絵が好き。

2024年2月16日

読書状況 読み終わった [2024年2月16日]

400字程度のショートエッセイが複数紹介されている。

メカニックの究極である自動車づくりを生業としながら、その経営哲学は人の心を何よりも重んじていたことがわかる文章だった。

ただ、女性観やジェンダー観には、ややキツさを感じるところもあった(20世紀の人間にそこまで求めるのは酷かもしれないが)。

本田宗一郎ほどの人物であっても、特定の分野では、嬉々として想像力に欠ける文章をぶちまけてしまうのだから、時代の常識から完全に逃れることは難しいのかもしれない。

自分は今、どんな常識に捉われているのか。せめて自覚できる人間でありたい。

2024年1月3日

読書状況 読み終わった [2024年1月3日]

心身ではなく「身心」という表現が面白い。まず身体を整えることで、はじめて心も整うという考え。

仕事や勉強に追われていると、頭と体がバラバラになり、パフォーマンスが低下する実感がある自分には、しっくりくる主張だった。

日々の生活に感謝し、五感をしっかりと働かせることを忘れないようにしたい。

幸せを感じる力も、鍛えるべき能力・技術である。

2024年1月2日

読書状況 読み終わった [2024年1月2日]

 非行にはしる子どもは障害があるケースが多い。空間認識能力に問題があると、正しく面積を捉えることができず、ケーキをうまく等分することができない。

 この本は大ヒットした理由の一つとして、タイトルの秀逸さがあげられると思う。非行少年を上から批評・分析する立場にたたせてくれる点が、ビジネス書購買層のボリュームゾーンである40代〜に刺さったのだろう。

 著者は「コグトレ」という、認知機能を強化するプログラムの運営を行っているようである。

 この本を読み、認知機能とメンタル面には強い繋がりがあると、確信を深めた。教室の生徒さんのアンケートに、精神的に安定するようになった、という旨のコメントが多いのも納得である。

2023年12月31日

読書状況 読み終わった [2023年12月31日]

毒親をテーマにした漫画。
5巻までで、あっという間に引き込まれた。
ゾクゾクするような暗い世界観。
年末に読了したい。

2023年12月21日

読書状況 読み終わった [2023年12月21日]

プロゲーマーという職業を切り拓いた、梅原大吾さんの著作。今なお格闘ゲーム界の頂点として君臨している。配信者としても活動しており、今年は新作(ストリートファイター6)がリリースされたためか、コラボ配信などでも見かけることも多かった。

ちょっとした雑談から滲み出る知性や、確固たる勝負哲学に惹かれ、手に取った。

荒削りな文章ではあるが、背後に魂を感じた。どんな分野であれ、何かを突き詰めた人の言動は美しい。

「勝つ」ための思考と「勝ち続ける」ための思考は、似ているようで違う。そのことに気づかせてくれた一冊。

楽しむ心を忘れることなく、来年も頑張りたい。

2023年12月31日

読書状況 読み終わった [2023年8月30日]

遠藤周作、晩年の大作。

過去作品で扱われていたテーマと、同じ内容が随所にあらわれる。あまりにもそっくりの描写であった。本書を最初に読んでいれば、星5をつけていたと思う。

ガンジス河を舞台に、5人の登場人物を通じて、「生死」「輪廻転生」といった宗教的なテーマを描く。

印象に残る文章があちこちに。良い小説だと思う。

<一人ぽっちになった今、磯辺は生活と人生とが根本的に違うことがやっとわかってきた。そして自分には生活のために交わった他人は多かったが、人生のなかで本当にふれあった人間はたった二人、母親と妻しかいなかったことを認めざるをえなかった>

2023年8月25日

読書状況 読み終わった [2023年8月25日]

大前さんの文章は序章だけで、複数分野の企業CEOへの取材内容が並ぶ。ポストコロナのケーススタディーとして面白い。

2023年7月29日

読書状況 読み終わった [2023年7月29日]

御年80歳。日本をよくするための提言を数十年にわたってし続けているにも関わらず、いまなお変わらない政治への苛立ちが伝わってくる。

少子化対策、教育改革、国家論の3テーマ。

戦後に機能した教育と、今必要な教育は、当然ながら異なる。突出した個を育てる、個別カリキュラム、考える力を育てるなど。クリエイトの仕事に社会的な意義があることの確信を深めた。

タイトルと中身のギャップが大きい。いいことを書いているのに、本に手が伸びづらい。大前さんの著書の勿体無いところ(大衆向けに書いていないだけかもしれないが)。

2023年7月29日

読書状況 読み終わった [2023年7月29日]

タイトルからは離れるが、弁護士の仕事の具体的なイメージが得られる点がよい。

文章から嫌なプライドが臭う。こういう文章は書きたくない。

個の視点と、経営の視点は、全く違う。後者の方が、自分にとっては魅力的であると再認識した。

2023年6月26日

読書状況 読み終わった [2023年6月26日]

読んでいる途中で思わずレビューを書いてしまった。

業界最大手のセブンイレブンに、いかにして食らいついていくか。新浪社長の奮闘を、日経ビジネス記者がまとめた良著。

本物の経営者の語る言葉は、あまりにカッコ良い。世間では、上部の発言だけが注目され、”意識高い系”や”エセ起業家”と同列に扱われることもあるが、言葉の重みが明らかに違う。この違いを生み出すのは、志の有無や、見てる世界の大きさ。これに尽きる。

器の大きさは、あらゆる媒体を通して、世界に滲み出る。でっかく生きよう。

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p.69 一部改変 

<基礎の重要性>
お金をかけて特別なメニューを作ったとしても、その「メニューが美味しい」だけにすぎない。だが、どの定食にも付いてくるご飯と味噌汁の品質を上げると「あの食堂はうまい」という評価になる。

2023年6月14日

読書状況 読み終わった [2023年6月14日]

実際の制作物が多く掲載されており、カタログとしても使える。

この本を読みながら、「これを読んでいなかったら、何も知らずに粗末なアウトプットを出していたかもしれない」という恐怖に襲われた。

チラシだけに限らず、インプットが不足しているが故に、より良い行動を取れない場面は多々あるはず。

寸暇を惜しんで、学ばないといけない。

2023年6月14日

読書状況 読み終わった [2023年6月14日]
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