風土―人間学的考察 (岩波文庫)

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本棚登録 : 1210
レビュー : 79
著者 :
tomonobumasudaさん  未設定  読み終わった 

情報を読む力 学問する心などリファレンス多数。「寒さ」「冷たさ」などの言葉に人が反応する感覚は、単に気温が低いというのもあれば、風が強い、乾燥している、雪が冷たいなどそれぞれが在り得るわけで。

その他にも「神」や「芸術」など、こうした言葉と感覚のもつギャップを、主にシルクロードを遡る形で拾い集めていく本書を通じて著者が浮き彫りにしたかったのは、日本の四季が、我々にもたらすものが如何に多様かという点ではないだろうか。

発刊と同時に批判があったという点も、一般化という観点から言えば頷ける部分も多いにあるが、それは本書を単なるフィールドワークと履き違えているが故であろう。

本書が指すのは、文化風俗の形成プロセスに対する仮説という、科学的アプローチと言える。

レビュー投稿日
2014年1月27日
読了日
2014年1月27日
本棚登録日
2014年1月27日
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