「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

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レビュー : 355
著者 :
tomonobumasudaさん  未設定  読み終わった 

つい、空気読んじゃう危険な日本人的発想の本質に迫る。

本書で主に扱うテーマは、大東亜戦時下にあった日本軍の作戦を分析し、その思想に迫った1984年の組織論研究『失敗の本質』の読解と、現代日本が抱える課題への適用です。

戦争という、なりふり構ってられない総力戦において、組織に対する国民性は剥き出しとなり、同一であるということを強く求める日本の国民性が、個が相違することを前提とする米軍に、科学というプラットフォームで負けたということが克明に描かれています。

有名な、空・雨・傘アプローチは、まさに本書で繰り返される「既存指標の発見」「既存指標の無効化」「新規指標の実行」に通じるなと考えさせられました。

イノベーションのない組織は死ぬ。しかしイノベーションは誰にも怖い。そういう組織の感情を受容し、本質的にイノベーションの種を撒きフラットに評価するプラットフォームを自らに課すことこそ重要なのだと腹に落ちる一冊でした。

レビュー投稿日
2013年2月20日
読了日
2013年2月20日
本棚登録日
2013年2月20日
3
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