情報を読む力、学問する心 (シリーズ「自伝」my life my world)

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レビュー : 13
著者 :
tomonobumasudaさん  未設定  読み終わった 

まさに情報を読む力、日本の情報工学の礎を築いてこられた著者の思想に触れられる一冊。また、元日本図書館協会会長、前国立国会図書館長の推薦図書でもあられる著者の推薦図書にも出逢えるという意味ではお得感満載。

万博へ出展された顔写真データの取り込み技術や、顔認識、航空写真認識、翻訳技術、郵便番号読み取り技術、電子図書館システムなど、まさに今日のICTに至る半世紀強の変遷がそのまま著者の研究テーマとなっていたことに驚く。

個人的に興味深かったのは、航空写真認識において論文発表された「黒板モデル」。あるデータと別のデータの境界線における矛盾を認識し、全体として最適な意味付へ調整していくという方式は、まさに著者が幼少期から持っていたと考えられる、情報全体の調和に対する感覚の集大成といえると思うし、後の翻訳技術の基盤になっていると感じた。

レビュー投稿日
2014年1月9日
読了日
2014年1月9日
本棚登録日
2014年1月9日
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