ウォーター&ビスケットのテーマ コンビニを巡る戦争 (1) (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA (2017年9月1日発売)
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本棚登録 : 120
感想 : 8
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ゲームにおいて最強の人物は誰か。言うまでもなく、ルールを作る人間だ。だが最強がいつも勝つとは限らない。ルールの外にいる人物をプレイヤーにしまった時、最強は最強から転げ落ちる(かもしれない)。

なんか禅問答のような感想だけど、そんなロジカルふうなことを口にしたくなる作品。異世界らしきところでゲームに参加させられる主人公たちは、そのルールを乗り越えようとしてくる。やや説明が難しい点もあるが、その穴をつくスタイルは痛快。そして、作中作の台詞がいちいちカッコいいのも良い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月20日
読了日 : 2017年10月31日
本棚登録日 : 2017年11月20日

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