この話の主人公は人に対して誠実でありながらも起用に立ち回れずというキャラクター。作者の小野寺史宜の作品である「ひと」や「まち」の主人公と共通している。しかし、本書の主人公は誠実なあまり行動に移せないもどかしさがあり、結果的に上手く立ち回れない。考えすぎて動けない主人公に対し、大丈夫かよと思いながらも行動を起こす後輩の対比が面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内・小説
- 感想投稿日 : 2023年3月21日
- 読了日 : 2023年3月21日
- 本棚登録日 : 2023年3月8日
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