同じ重松清の「とんび」とは違って、涙することはなかった。
でも、読書中、ずっと心地よい同質感に浸っていた。
亡き妻の実家との付き合いなど、同じ境遇のものとして分かる描写が多かったから。
それにしても、周りにいい人が多すぎる。
そういう意味でも幸せな主人公だ。
考えもしなかった再婚を意識させられた作品でもある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内・小説
- 感想投稿日 : 2015年5月9日
- 読了日 : 2015年5月9日
- 本棚登録日 : 2015年5月5日
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