自らアメリカ軍として、戦場行きを志願した天羽賢治。
賢治の弟、忠は日本軍として招集されていた。
同じ戦場にいる兄弟。
徐々に近づく距離。
緊迫の日々。
戦場で対峙した兄弟。
互いの存在が知れたとき、互いに何を思ったのか。
そして、運命の1945年8月6日午前8時15分。
広島への原爆投下。
焼けただれた人。
何も無くなった大地。
賢治の目に、日本は、広島は、どう映ったのか──
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
戦争小説
- 感想投稿日 : 2019年3月1日
- 読了日 : 2019年3月1日
- 本棚登録日 : 2019年3月1日
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