表題にあるように大正から昭和初期を幼年期、青少年期として過ごした後、専業主婦として家族を支え、その後その料理の腕を買われNHK料理教室に出演したばあばが若い女性に向けて残した家庭料理のいろは。(小言集?)
内容は家庭料理と言いつつ、本格的な日本料理の域に達しており改めて昔の家庭というのは高い調理技術を持ってらっしゃったんだなあと感心する。
私は男性なので、へーと感心しながら読み進められたが、こんな人が姑だと女性は大変だなと思った。
内容は日本料理の伝統に則ったもので、どれも美味しそうで愛情がこもった料理なのがわかる。
まさしく聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥のような本。
結構便利な一覧もあるので、時々参照したい。
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- 感想投稿日 : 2025年3月23日
- 読了日 : 2025年3月23日
- 本棚登録日 : 2025年3月23日
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