暗殺者の矜持 (下) (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (2024年12月18日発売)
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感想 : 7
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上巻を受けて、下巻ではこの暗殺騒動の黒幕が明らかにされて対決していく。

が、如何せん敵がチートなAI兵器であるため、超絶技量のジェントリーやCIA地上班の最強部隊を以てしても、生き残るのは運しだい感が強く、過去作のようにジェントリーが人並外れた力で抜け切るというよりは、場の流れに左右されている感があって個人的には少し残念だった。

ただ、ターミネーターが20年前に比べると遥かに現実味を帯び始めている現代。
現代への警鐘として本書はいいかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2025年1月11日
読了日 : 2025年1月11日
本棚登録日 : 2025年1月11日

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