皇族である彬子女王によるオックスフォード大学への留学、そして博士号取得までの道のりをユーモアあふれるエッセイで書かれている。
文書が生き生きとされていて、芯のある信念と深い教養を感じさせながら、親しみやすくユーモアが溢れる文体で読んでいる読者を引き込んでいく。
皇族という日本において特別な存在でありながら、傲りを全く感じさせず、1人の人間として周囲の人が支え、愛したくなるお方なのだろうと推察された。
読み物としても面白く、多くの人に薦めたくなる本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2025年2月22日
- 読了日 : 2025年2月22日
- 本棚登録日 : 2025年2月22日
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