虫とりのうた (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2009年8月7日発売)
2.87
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本棚登録 : 144
感想 : 31
4

好きな作家の一人なので読んでみる。横溝正史風の、ホラーとミステリーをミックスした作風は、読み始めると止まらなくなる魅力がある。

「赤い蟷螂」や「幼虫旅館」と同じく赤井雅彦が主人公で、時世は「虫とりのうた」が一番新しい。「幼虫旅館」の最初の方で、真樹男に関する不気味な描写が出てくるが、ここにつながっているとは……。

後味はあまりよくないが、純粋に楽しむことができた。この作家は2011年以降、新作を出していないようだが、求む!赤星氏の次作!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2015年8月26日
読了日 : 2015年8月26日
本棚登録日 : 2015年8月26日

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