ラヴクラフト自身はSFを書きたかった、という話があって、本アンソロジーのテーマとなった短篇などはまさしく、SFテイストの強いものだったのではないかと思う。
それを、SF作家がオマージュした。
いずれも素晴らしいSFに近似していながらその実微妙にSFではない、ラヴクラフトぽさが色濃く出ていると思う。
このアンソロジー、実に、ラヴクラフトぽい、SFに凄く誓いものでありながら、センス・オブ・ワンダーもたっぷり味わえる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
くとぅるふ
- 感想投稿日 : 2016年8月14日
- 読了日 : 2016年8月12日
- 本棚登録日 : 2016年8月8日
みんなの感想をみる