日本のいちばん長い日 決定版 (文春文庫)

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レビュー : 160
著者 :
怠さん  未設定  読み終わった 

建国以来唯一の敗戦。天皇陛下を中心とした国体を守ろうとした陸軍の面々。陸軍は長州藩の流れをくむという司馬遼太郎の指摘の通り、過激かつとことん尊皇。終戦前夜の攻防は江戸城開城前夜の勝海舟の話を彷彿させるが、勝の自慢話ではうかがい知れなかった克明な事実が数十年前の昭和史にはある。徹底合議型の鈴木首相、侍そのものの阿南陸相、名門武家が持つ王者の風格が漂う徳川侍従、その他多勢の男達が真剣に国のあるべき姿を命がけで守り抜こうとした。圧巻はここ一番で国民や兵に直接話しかけると提案なさった天皇陛下だったと思う。

レビュー投稿日
2015年8月13日
読了日
2015年8月13日
本棚登録日
2015年8月13日
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