マッキンゼーで学んだ速い仕事術

  • 学研プラス (2020年8月27日発売)
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マッキンゼーで学んだ速い仕事術
著:大嶋 祥誉

仕事を進める中で、なんらかの問題を見つけ、解決策を模索する姿勢はとても重要である。問題解決を目指す限り、どんな人にも仕事のスピードアップを図る余地はある。

仕事が速い人の共通点は、3つある。
1つ目に「すぐに動く」ということ。
2つ目に「関係者とこまめに情報共有をする」ということ
3つ目に「シンプルであること」が挙げられる。
上記の共通点をもとに以下の6章により紹介している。
①仕事環境・ツール
②発想
③企画書
④会議
⑤プレゼン
⑥行動習慣

いつしか、職場においても中堅と呼ばれる年代となり、振り返ってみれば、やはり仕事の中で速さを追求してきた。若かりし頃は目の前にあることをとりあえず、次の段階に送るという目先のことを小手先でやっつけてきた的な仕事の仕方もあったかもしれない。

速さをはき違えていたのだろう。今でももちろん速さにも質にも磨きをかける必要はあるものの、本書で紹介されている考えや視点等についても自分なりの考えをもって教えを俯瞰できつつある。

速さと質は反比例するわけでもない。やりようによってはどちらも求めながらどちらも叶えるようなどちらかというと比例の対象として捉えることもできる。

本書は基本を本質をMECEを意識して説明されている。基本であるもこれが本質。理解しているのとモノにして使いこなしていることは違う。

仕事に求められるものは日々変わり、環境よっても変わる。
それを意識し日々進化し続けなければいけないと向き合うだけでも人と違った優位性を身に付けることは可能である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事術
感想投稿日 : 2020年12月9日
読了日 : 2020年12月9日
本棚登録日 : 2020年12月9日

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