わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

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著者 :
torepan07さん コミュニケーション   読み終わった 

わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書) 2009/7/17
池上 彰

著者は、慶應義塾大学卒業後、NHK入局。現在は、フリージャーナリストとして多方面で活躍中。著書に「伝える力」「日銀を知れば経済がわかる」等多数。

わかりやすい説明のルールは以下の3つが挙げられる。
①聞き手に地図を
②対象化
③階層化

①聞き手に地図をしめすということは、あらかじめみんなに何を説明するかという目的地までを示すことである。
②対象化とは、考えを一度書いてみたりしゃべったてみたりして、自分の考えを外部に出すことを意味する。
③階層化とは大きく分類したうえで、それぞれの項目の中身を書きだしていくことである。

上記のルールを根底に著者の経験を降り交えながら伝える技術について以下の10章にわたり説明している。
①まず「話の地図」を相手に示そう
②相手のことを考えるということ
③わかりやすい図解とは何か
④図解してから原稿を書きなおす
⑤実践編 三分間プレゼンの基本
⑥空気を読むこと、予想を裏切ること
⑦すぐ応用できるわかりやすく伝えるためのコツ
⑧日本語力を磨く
⑨声の出し方 話し方は独学でも
⑩日頃からできるわかりやすさのトレーニング

毎日テレビで見ない日はない程大活躍の著者。
「週刊こどもニュース」のお父さん役を11年間務めたこともあり、わかりやすい紹介には非常に定評があり、それは今の活躍が裏付けている。

難しいことを簡単に人に伝えるというのは誰しもが憧れる。
それは話術だけではなく、経験や知識があいまって初めてなせる業であり、努力なくして身に付くものでもない。そして著者は毎日の努力からそれを身に付け、本書ではそのエッセンスを惜しげもなく紹介している。

本書で取り上げているのはわかりやすく伝える技術であり、それも大切。
今私が直面している課題はわかりやすく伝え、そして行動を促す技術が必要となっている。わかりやすく伝えるにその先のことや理由等を伝える比重を増やすことが求められる。本書をアレンジしながらその壁を乗り越えていきたい。

書名通りわかりやすく伝える技術を確かにわかりやすく伝えている。

レビュー投稿日
2015年6月28日
読了日
2015年6月28日
本棚登録日
2015年6月28日
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