あおい (小学館文庫)

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本棚登録 : 2544
レビュー : 265
著者 :
torepan07さん  未設定  読み終わった 

あおい
著:西 加奈子

直木賞の受賞の「サラバ」を読み
著者の最近の話題作である「漁港の肉子ちゃん」を読み、短編集である「炎上する君」を読み、角度を変えてエッセイ「ごはんぐるり」を読んだ。

西加奈子氏の全てがわかったとは言えないものの、次読むモノには違う何かを求めた。

迷わず決めたのはデビュー作である「あおい」
ガンガンに上がった私の期待というハードルをひょいと飛び越えるかと思っていたが、ひょいと下をくぐって驚きを与えてくれた。

青春を語る年代の主人公でもないもののどこか青春というかすぐ壊れそうで脆い感情で出来上がった見世物を色々な角度から眺めている気分にさせてくれる。

変化球はないもののまっすぐではなく角度を変えて感情に突き刺さってくる言葉のチョイスは流石。

右にも左にも上にも下にも読むものの感情を揺さぶるも最後はしっかりと仕上げてくる。
勢いを感じる作品。

レビュー投稿日
2018年9月19日
読了日
2018年9月19日
本棚登録日
2018年9月19日
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