先延ばしは1冊のノートでなくなる

著者 :
  • 大和書房 (2017年6月21日発売)
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先延ばしは1冊のノートでなくなる
著:大平信孝

先延ばしの本当の意味は「自分にとって重要な仕事・価値あることを後回しにすること」である。
「重要でないこと=些末なこと」を先送りするのは、「先延ばし」ではない。

先延ばしをやめるには、まず最初にすることは、先延ばしし続ける努力をやめる決断である。決断をした瞬間から、変わりはじめている。この本ではその決断をサポートするための考え方や具体的な方法を以下の4章から説明している。
①目標設定の仕方
②行動イノベーションノートで大革新
③行動イノベーションノートの3つの実例
④行動イノベーションノートを楽しく続ける工夫

本書はノート(行動イノベーションノート)を作り、継続する事で効果が出る。まだそのノートを作っていないので、その効果への実現度はわからないものの、著者が伝えたいことは大いに理解できる。先延ばしによるメリットでデメリット。デメリットはその時ではなく、心に対して後悔であったり自己嫌悪に陥ったりといいことはない。焦ってすべてをやることはできない。優先順位付け、自分と自分の将来を見据えたその優先順位付けが肝であり、その点を学べるだけでも気持ちをプラスに持っていける。

まだまだ学べることが多い一冊である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思考法
感想投稿日 : 2019年6月16日
読了日 : 2019年6月16日
本棚登録日 : 2019年6月16日

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