たった一人の熱狂-仕事と人生に効く51の言葉
2015/3/18 著:見城 徹
著者は1975年角川書店に入社。400万部を超えた森村誠一の「人間の証明」や5本の直木賞作品をはじめ数々のヒット作を生み出す。93年に角川書店を退社し、幻冬舎を設立。21年間で21冊ものミリオンセラーを世に送り出している。
堀江貴文氏と藤田晋氏がはじめた新しいSNS「755」
SNSがどんなものかもわからない著者により始められたユーザーと著書との不思議なやり取り。
それはガチンコの人生問答でもあり。「見城徹の千本ノック道場」「奇跡のSNS」と呼ばれるようになった。
本書はそんな奇跡のSNSで発した著者の言葉を土台として再構成され以下の7章によりまとめあげられている。
①仕事に熱狂する
②圧倒的結果を出す
③起業は甘くない
④切なさを抱えて生きる
⑤トップを走り続ける男たち
⑥悲しくなければ恋愛じゃない
⑦人生を豊かにする 遊び・買い物・食事
本書はジャケ買いにより選書した。
タイトルで手に取る本も多いが何より本書は表紙にでかでかと写りこんだ著者の風体・オーラを見て手に取った。
性格や生き様は表情に現れるとはよく言ったもので、こんな表情をした人はどんな考えを持ってどのように生きてきたのかを非常に知りたくなった。
結果としてはその生き様に圧倒された。とてもじゃないが真似は出来ないがカッコよさを覚えた。著者の生き方は非常に疲れる。そして敵も作る。同時にそれ以上の仲間も作る。人の何倍も考え、行動しそれを継続している姿からはものすごいエネルギーを感じる。
読んでいる手がじんわり温かくなるようなそんな不思議な力がしみ出した一冊。
- 感想投稿日 : 2015年10月28日
- 読了日 : 2015年10月28日
- 本棚登録日 : 2015年10月28日
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