わりきりマネジメント
2015/9/27 著:俣野 成敏
わりきりマネジャーとは、やるべき仕事の焦点を絞り、最小の力で120%の成果を生むマネジャーのことである。
マネジャーに必要なのは「やりくり」ではなく、「わりきり」である。仕事を増やす努力よりも、仕事を減らす努力が求められる。
本書の構成は以下の4章から成る。
①これが「わりきりマネジャー」だ
②自己意識のわりきり
③人材育成のわりきり
④コミュニケーションのわりきり
「わりきり」という言葉には私自身マイナスのイメージがどうしてもある。諦めというかドライな感じがしてならない。かといって出来もしないことを「やりくり」して数字を出せずに周りを不幸せにするならばもちろん「やりくり」という考え方ももちろん必要である。
「やりくり」しながら「わりきり」ながら長期的な成長を見据えてバランスよく付き合っていくという調子の良い捉え方で本書を受け止めたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マネジメント関連
- 感想投稿日 : 2017年12月13日
- 読了日 : 2017年12月13日
- 本棚登録日 : 2017年12月13日
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