「あなたも映画を作ってみませんか」が一番面白かったろうか。「ジャン=リュック・ゴダールのための合成シナリオ」は爆笑もの。
あと「涙ながらの却下」という、書評を頼まれたが断るという時代を飛び越えた架空の話がある。これも全編なかなか面白い。ラストを飾る『フィネガンズ・ウェイク』については「ぼくは英語の本の担当だけれど、君たちの送ってきたのは、何だか訳のわからない別の言語で書いてあるじゃないか」とある。
よく言われる話なんだけど、これもまた笑ってしまう。「本は別便で返すからね」だそうだ。
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- 感想投稿日 : 2010年10月29日
- 読了日 : 2010年10月29日
- 本棚登録日 : 2010年10月25日
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