孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7) (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 1046
レビュー : 105
著者 :
toropiさん  未設定  未設定

人生観を変えられた作品のひとつ。


差別的な言葉多様されてます。
そういうのが許せない人にはおススメできないかも。

片輪者、同性愛、奇形。
バンバンでてきます。


面白いなぁと思ったのが、

片輪者やシャム双生児(べトちゃんドクちゃんみたいな)を見ても
人として扱える・むしろ愛することが出来る主人公(初代への懸想もあっただろうが)

それなのに、どうしても、極限状態においても、道雄の同性愛だけは最終的に受け入れることが出来なかった、ってところ。
主人公にとっての鬼は彼だったんだなぁ。と。


主人公は、道雄という、誰もが羨む聡明な美青年に愛される、ということに僅かならず自尊心を持ちながら、
時には彼に甘えてみたりして、
でも、そこに道雄の「本気」が見えると、恐ろしくなり、逃げる。ひでぇwww


乱歩は短編が素晴らしいけれど、
この長編小説は、他作品に引けをとらないぐらい、世界観が異様。
おもしろいです。





レビュー投稿日
2009年8月12日
本棚登録日
2009年8月12日
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