2005年に購入し、積読だったものをようやく読了。当時は、アルクの教材で紹介されていたのです。
昭和初期。小さな漁村で育った少女が、貧しさゆえに京都の祇園に売られる。芸者を目指す生活は、人間関係も厳しく、稽古も厳しく、逃げ出すことを考える日々。だが、そこで彼女に救いの手を差し伸べてくれる人が現れる。。
戦前から戦後へと時代が移る中で、祇園での生活の様子が詳細に描かれているのが興味深い。芸者を目指す生活は、想像を絶する厳しい世界。
ストーリー的には、最後の最後の展開があまりにも大胆という気もしますが、楽しめました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年4月5日
- 読了日 : 2019年4月4日
- 本棚登録日 : 2019年4月5日
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