ゆびさきの宇宙――福島智・盲ろうを生きて (岩波現代文庫)

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本棚登録 : 55
レビュー : 11
著者 :
tokosanさん  未設定  読み終わった 

「生きること」ができていれば「人生というテストの点数」はそれだけでもう90点
光を奪われ、その上、音も奪われて盲ろうの世界を生きる福島智さん。東大でバリアフリー教育や障害学を研究する大学教授だ。
福島さんの言葉は私たちの社会全体が、どのようになれば暮らしやすくなるかに直結している。「生きることが最大の仕事。より良く、豊かに生きる。そのために支え合う」そしてそこには「ユーモア」が不可欠なのだ。
実際の盲ろう者は外出ひとつでも命懸けだし、死と隣合わせの生活は想像以上の苦労があるとは思う。けれど本書は障害の有無がサイドストーリーに思えるほど「生きること」そのものを肯定してくれる。

レビュー投稿日
2016年9月22日
読了日
2016年9月21日
本棚登録日
2016年9月21日
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