「もしもし下北沢」は
下北沢という場所を舞台に
そこに集まる沢山の人たちの身体を借りた、
精神と肉体のバランスが半分ずつの物語だと思う。
キッチンの続編のような、
もしくは同じ世界の中での出来事のような感じがした。
清濁を得たよしもとばななの文章は
湖面に反射する陽光の様にキラキラと輝いている。
だが決してその光は眩しすぎる事はない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
よしもとばなな
- 感想投稿日 : 2010年10月29日
- 読了日 : 2010年10月29日
- 本棚登録日 : 2010年10月29日
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