大林宣彦の体験的仕事論 (PHP新書)

制作 : 大林宣彦  中川右介 
  • PHP研究所 (2015年7月16日発売)
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感想 : 6
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ある講演会でお話を聞いて本書を手に取りました。大林宣彦を尾道三部作に代表される「胸をキュンとさせる」ストーリーを紡ぐ映画作家としてだけではなく、70年代から80年代にかけて映画産業のシステムが変化していく時に、その変化のシンボルとしての「大林映画」を成立させるプロジェクトリーダーとしての捉え方が新鮮な企画でした。しかし「永遠の16歳」であろうとするクリエイターの意志がそれを成し遂げていくところに、その時代のビジネスが急激に個人を志向してきたか、と感じました。その際、自主映画→CM→メジャー映画というキャリアの中でコマーシャル時代の体験は大きな役割を果たしたのだと思います。チャールズブロンソンのマンダムのCMは映画監督のバイトじゃなかった!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年3月7日
読了日 : 2016年3月5日
本棚登録日 : 2016年2月23日

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