日本の独立 主権者国民と「米・官・業・政・電」利権複合体の死闘

  • 飛鳥新社 (2010年11月1日発売)
3.81
  • (11)
  • (18)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 192
感想 : 15
5

いつもながら植草先生の軽快な文章でよくまとまった内容。
書かれている全てが本当の話ではなかったとしても、今日の日本か明治維新以降、GHQ統治、歴代総理や官僚、米国との関係、世界の冷戦状態という歴史的背景から、如何に国民への情報が大本営により操作され続け、一部の既得権益勢力が保護される仕組みとなっているか。
公務員、政治家は既得権と大きな収入を得る存在ではなく無償の思いで国家、国民のために尽力・奉仕する役割でなければいけないのではないか。
警察、検察、司法、米国との関係は、今この国が大きな決断を迫られているように感じます。まさに今、日本の国益を大きく損なわせた首相が退任し、新しい代表が選出されようとしているが、おそらくメディアは前原氏の優勢を伝え続け、小沢氏の支持を得た海江田氏の劣勢、ネガティブキャンペーンが展開されるだろう。この数日間の海外を含めたメディア発信を注意深く見守りたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年8月27日
読了日 : 2011年8月27日
本棚登録日 : 2011年8月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする