梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯 (中公新書 2194)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年11月22日発売)
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本棚登録 : 154
感想 : 21
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 高校現代社会で名前だけ聞いて、すごい苗字の人だな、としか記憶になかったのだが、ひょんなことから手に取り、一気読み。あの「知的生産の技術」と評されるように、今のハウツー物のはしりとなる書を数十年も前に著す、慧眼の持ち主。その人の伝記本として読めた。何か、こうなんともいえないパワーをもらったような錯覚に陥っている。
 著者は梅棹氏門下の一人で、もっと突っ込んだ記述を期待もするが、淡々と師の生涯を概括している。おかげで他の著書にも一気に興味が湧いた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2013年3月19日
読了日 : 2013年3月19日
本棚登録日 : 2012年12月3日

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