高校現代社会で名前だけ聞いて、すごい苗字の人だな、としか記憶になかったのだが、ひょんなことから手に取り、一気読み。あの「知的生産の技術」と評されるように、今のハウツー物のはしりとなる書を数十年も前に著す、慧眼の持ち主。その人の伝記本として読めた。何か、こうなんともいえないパワーをもらったような錯覚に陥っている。
著者は梅棹氏門下の一人で、もっと突っ込んだ記述を期待もするが、淡々と師の生涯を概括している。おかげで他の著書にも一気に興味が湧いた。
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2013年3月19日
- 読了日 : 2013年3月19日
- 本棚登録日 : 2012年12月3日
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