源氏物語九つの変奏 (新潮文庫)

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本棚登録 : 485
レビュー : 52
とうかさん  未設定  読み終わった 

豪華絢爛。でした。
読んでいて幸せでめまいがする。
江國香織、角田光代、金原ひとみ…ほか九人が書く作家ごとの渾身の「源氏物語」。光源氏の、女性たちの、魅力的なこと、憎たらしいこと、生々しいこと、したたかで、かわいそうなこと。
角田光代さんは意外なアレンジでしたが初期作品しか読んでいない自分としてはかなり癖を残してくれつつのエンターテイメントで大好きだ。女の子の純粋無垢の裏側。
小池昌代さんの物語ははじめてでしたがすっかり虜になりました。女の心とからだは、やわくつよい、水、に似ている。そういう美しい描写。
「川の水よ。わたくしをたちまちのうちに、分解して、骨までをも…どうぞ、微塵も残してくれるな。」
悲しい最後。

江國さんの夕顔は素晴らしく可愛らしかった。

末摘花はみなさまが言われるように天才的な可笑しさ。いるいる…?、こういう……ぷっ。

レビュー投稿日
2013年4月1日
読了日
2013年4月3日
本棚登録日
2013年4月1日
3
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