コンビニ人間

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本棚登録 : 11340
レビュー : 1713
著者 :
とうとよさん  未設定  読み終わった 

「治る」って言葉がとても気持ち悪いですね。
その人の特性を異常なものだと捉えているから、それはつまり「治る」ものだと思ってしまう。正常がどこかにあると思ってしまう。
しかしその人にとっては、特性ごと自分なのだから、それを「治せ」と言われるのはつまり、自分を自分ではなくしてしまえと言われているのと変わらない。
理解がないことの不幸。白羽氏もまたその不幸を身に受けてる人間の一人なんだけど、二人の特性は違うものだから、交わらない。コーディネーターがいないのだ。

世界は異物の塊なのに、異物を認めない。
不幸だな。

レビュー投稿日
2017年5月13日
読了日
2017年5月13日
本棚登録日
2017年5月13日
9
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