こんにゃくの中の日本史 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2006年3月17日発売)
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本棚登録 : 54
感想 : 14
3

コンニャクで1冊の本にしてしまうと言うのは
たいそれたことで、偉業に近い本だと思ってよんだ。

茨城県久慈郡大子町の コンニャク神社 から物語ははじまる。
その コンニャク神社は 中島藤右衛門 という 
江戸時代後期の農民が祭ってあるという。
藤右衛門は コンニャク粉の製法を開発したという。

それまでは コンニャクイモとして販売されていたのだが
コンニャクイモを乾燥させ 粉末にした コンニャク粉 を開発。
コンニャクイモが長持ちしないと欠点を克服し
いつでも こんにゃくが食べられるようになり 
飛躍的に コンニャクの生産が増え 普及することになる。

コンニャク講というものがあり、コンニャク信仰が根付いた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 農業
感想投稿日 : 2012年10月25日
読了日 : 2012年4月4日
本棚登録日 : 2012年10月25日

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