1Q84 BOOK 1

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レビュー : 2197
著者 :
touxiaさん 青春/恋愛   読み終わった 

「1984」と「1Q84」が レールのポイントを換えるように
切り替えられた。
青豆 は 1Q84 の世界に いつの間にか はいっていた。
それは 首都高速 を階段から降りたときから
始まったらしい。
「1Q84」の世界にいることは 月が二つ見える ことでわかる。

「もう一つの世界」ということは
リアルの世界とヴァーチャルの世界との関係で 
ヴァーチャルが もう一つの世界である ということは
梅田望夫氏が言ったことだ。
たしかに 思考の外部化、記憶ベースの外部化。
そして強力な 検索システム ということが
もう一つの世界を形成する。

身体とアタマの中にある妄想との関係も
身体とこころという 二つの世界があり、
こころが もう一つの世界であるかもしれない。
しかし、思考は 身体性を伴う ということがわかりかけてきて、
ちょっとこの二つの世界は 密接に結びついているのだろう。

生まれてくる前の世界と
死んでしまった後の世界は 同じような世界なのだろうか?
どうも違う気がするが、
生まれてくる前のことは 記憶にないし、
死んでもいないので 死んだ後の世界はわからない。

世界はパラレルではなく 切り替えられるという
ムラカミハルキの発想は おもしろい。
どこかで、何かが、切り替わるときがある。
そこに踏み出したときに 後に戻れないような感覚がある。
ただ切り替わっても 通常の生活はほとんど変わらない。
切り替わった世界では 一体何が判断基準となるのだろうか。

社会における急速な変化のなかで
価値感 が変わろうとしているときに、
それは 一体何が 基準になるのだろうか?
「愛」が基準になるとしたら、
ちょっと、ものたらない。
愛で すべての世界を構成しない。
たしかに 中心的な位置にあると思うが、
そうではない・・・もっと何かが あるはずだ。
と考えていたら 朝の5時過ぎだった。

レビュー投稿日
2013年2月28日
読了日
2013年2月28日
本棚登録日
2013年2月28日
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