NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体II 脳と心 DVD-BOX

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感想 : 2
5

1400ccの体積の脳を探る。
山根基世のナレーションがいい。

第1集 脳とは?心とは?
イラク シャニダール洞窟
ネアンデルタール人の脳 は クロマニヨン人と
あまり、変わりはない。
前頭葉がクロマニヨン人は大きい。
ネアンデルタール人は 死を認識し、
死者に花を手向けた。そして、戦わなかった。
それが、クロマニヨン人によって、滅ぼされたのである。
古い脳の上に 新しい脳が形成されていく。

養老孟司と樹木希林のやりとりが、
なんともいえない 間合いがあっていいなぁ。
心とは 脳の営みである。
電子パルスの働きである。

第2集 見ると言うこと
右脳を失われている 哲ちゃん。
左が 見えないのであるが、
しっかりと対象をつかみ 絵を描く。
色づかいが、鮮明で、輪郭をかく。
こころの表情が 絵にでる。
心で見る事が できる。
驚く事は 左脳が大きくなって、カバーしていることだ。
哲ちゃんを 軸に 視るをかんがえる。
バラバラの情報を 脳で組み立てて、像をつくる。

第3集 記憶
欠落する事で、機能がわかる。
脳の血管の破裂によって、海馬に影響があった。
お母さんが 家出した時に、その事件が起こった。
過去の記憶があるが 今している事は 記憶に残らない。
テープレコーダーで記録して、
夜になると、それを日記にして記憶作業をする。

眼の見えない息子に ピアノを教え、
音楽を聴かせれば すぐに弾ける事に。
そのお母さんが 痴呆症となり
息子は お母さんに音楽を聴かせる。
「神の奇跡」を信じて。

第4集 人を愛するとは
A10神経 から ドーパミンが。
古生代の脳が。
「扁桃体」が 好き嫌いを決めている。
扁桃体の欠落した子供。

養子になった子供の赤ちゃん帰り。
これは、その夫婦が スゴイね。

第5集 修復
脳の一部を失う事で 機能障害になったが
それを修復していくのである。
奥さんが 倒れたが 献身的な夫によって、
回復していくのである。すばらしい。
それは、赤ちゃんのようだったが、
次第に 反抗期にはいっていくのである。

脳が一部分しかない子供が懸命に生きる。

第6集 苦痛
苦行 断食7日間によって、何が得られるのか?
沖縄のユタの 脳波の動きを 調べてみる。
右脳での 動きが なんとも言えない。

脳の欠損によって、生き方の多様性がうまれる。

ちょっと、締めとは ならなかったね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ドキュメンタリー
感想投稿日 : 2018年3月5日
読了日 : 2018年3月5日
本棚登録日 : 2018年3月5日

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