インベスターZ(6)

  • コルク (2014年12月22日発売)
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感想 : 18
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ベンチャーに投資したいと、美術品などを処分。とりあえず、15億円。
チリで死んだおじいちゃんの相続を拒絶していた父親。株を受け取ることに。
チリの大学に寄付することを決めた父親。しかし、今は株価が安い。だから、有望な株に変えるこて投資してから、寄付しようという話となった。父親と父親のお兄さんは、株はどんなのがいいか、論議して決める。そのときに、二人の合意は譲り合ったものだった。株式投資は一人で決めるものだということを理解した財前孝史。優秀な人を集めればいいというものではないということだ。
さて、何に投資するのか。北海道で、ロケットベンチャーを経営しているリッチィーに会いに行く。彼は道塾学園の投資部にいた先輩だった。投資すると財前孝史はいうと、勝ち負けで判断する投資家は受け付けられないという。そして、日本からアメリカに移るという。なぜなら日本はルールを守る国で、さまざまな許可がいる。アメリカはルールを作る国だ。スペースエックスに対しては、アメリカの州政府は全面的に支援して、出資までしている。ふーむ。それじゃ。日本はダメだねぇ。
リッチーは、大きなスケールで物事を見るべきだという。
当主藤田繁富が北海道にやってきた。15億円はまだ使っていない。そのことを謝る財前孝史。
日本の高度経済成長は、朝鮮戦争があり、そして人口が増えたことで実現したと当主はいう。
技術が優れていたという錯覚が、進歩を止めてしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アニメ/マンガ
感想投稿日 : 2022年8月14日
読了日 : 2022年8月14日
本棚登録日 : 2022年8月14日

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