種の起原〈下〉 (岩波文庫)

3.50
  • (15)
  • (7)
  • (46)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 315
レビュー : 13
制作 : 八杉 龍一 
マーキス@ショスタコーヴィチPさん  未設定  読み終わった 

上巻に引きつづき彼の難解で冗長な文章に付き合わされるはめになるのだが、要するに「昔の動物より今の動物が高等であると私は考え、それは生存競争に勝ってきたからだ。」「進化というのは、目的ではなく偶然である。かつ、爆発的に増える。」「退化は、その器官を使わなくなったからで、これも適応進化である。」

勘違いしないでいただきたいのは、進化は目的によるものではない。キリンの首が長いのは、高いところの草を食べるためではなく、たまたまである。爆発的に増え、環境に合うものだけが生き延びた。これが適応進化である。ただ結果的に見れば、「環境の目的に沿うように進化しているように見える。」ので、アリストテレスまではそう考えていたのだ。しかしダーウィンはこれは違うのだということを、考古学的に証明したということである。

レビュー投稿日
2012年8月18日
読了日
2012年7月11日
本棚登録日
2012年7月11日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『種の起原〈下〉 (岩波文庫)』のレビューをもっとみる

ツイートする